行事の前には健康管理

 妻(yuheimama)です。行事が盛りだくさんの2学期、悠平は9月下旬に修学旅行で福井・金沢に行き、10月に入ると早々に東京都の特別支援学校・特別支援学級設置学校体育連盟主催の陸上競技大会に参加しました。

 修学旅行では福井県立恐竜博物館や金沢・兼六園等を見学し、お土産には地元のお菓子のほか、(たぶん)地元でしか買えない恐竜博物館のラッピングバスのトミカを購入し、大満足で帰宅しました。ご当地トミカを買ってくるあたり、実に悠平らしく、微笑ましく思いました。

 陸上競技大会では100m走に出場。賞状には手が届きませんでしたが、大きな競技場のトラックを思いっきり走り抜け、自己ベストを更新することができました。スタンド席でお弁当を食べ、友達の競技を応援し、日焼けしてスポーツの秋を満喫しました。

 ところで、こうした行事の前には、必ず学校から健康管理表が配布されます。朝夕の検温や食欲、睡眠等の様子を1週間~10日程度、毎日記入します。これまでは母が記入していたのですが、そろそろ自分でできるかなと思い、悠平にやらせてみることにしました。母が担当していた時は正直、「面倒だな~」と思い、休日など記入を忘れてしまうこともあったのですが、悠平は楽しみな行事のためとあってか、毎日きっちり記入していました。障害があると、体調不良を感じにくかったり、うまく訴えることができず、突然体調を崩したように見えることがあります。そうしたことからも、検温や体調を自分でチェックして、異変があれば自分で気付けるようになることは生活スキルの一つかなと思います。

 健康管理表の記入は一段落しましたが、11月には進路学習として、事業所での実習があります。またまた健康管理表が配られるかもと思いつつ、これからは悠平が自分でできることを増やしていくためにも一歩下がって見守っていこうと思っています。あ~楽ちん(笑)。


 yuheipapaです。
 悠平が修学旅行で家族にもお土産を買ってきてくれました。羽二重餅と「白えびビーバー」の二つ。yuheimamaによると、悠平は出発前から「お父さんへのお土産はビーバーにする」と話していたそうです。ビーバーって何だろう? 正解は、金沢の製菓会社が販売している揚げおかきでした。地元では定番のおやつのようです。袋には名前の由来が書かれていました。1970年に開催された大阪万博のカナダ館のビーバー人形の歯と形が似ているから、とのこと。なるほど。
 悠平が「家族にもお土産を」と選んでくれたのがうれしく、yuheimamaとおいしくいただきました。